アジア人初の世界チャンピオン

原様・窪田様


最適なメニューを作って色々なアドバイスをして下さるトレーナーの皆様は、心の中で「ジャパン・サバット・クラブ専属トレーナー」と呼ぶほど

初動負荷を始めたきっかけ

私達が行っている競技は、フランス式ボクシング(サバット)と言われる、格闘技の一種です。 一見キックボクシングに似ていますが、固い靴を武器に用い、手脚を使うフェンシングとも呼ばれています。 発祥の地フランスを始め、ヨーロッパ全域やアフリカ、南北アメリカ大陸など、世界各地で広く行われており、将来的にはオリンピック種目入りを目指しています。 サバット後進国」とも言える日本が、本家フランスを初めとする世界の強豪国と渡り合うには、同じトレーニングをしていてはとても追いつかず、様々なヒントを求めて、他の競技やトレーニング方法の研究を重ねてきました。 その中で、もちろん初動負荷トレーニング®のことは知っていたのですが、当初は鳥取に行かなければできないものと思っており、日々のトレーニングに取り入れられるものとは思わず諦めていました。 しかし、2007年の世界選手権の決勝戦で、原がフランスのチャンピオンに惜敗し、世界一への手ごたえをしっかりと掴んだことを機に、本気でトレーニング方法の改革を目指す中、近辺で初動負荷トレーニング®を行える施設のことを知り、入会を決めました。

トレーニングでの変化

実際に初動負荷トレーニング®を体験していると、競技に必要な動きを作るトレーニングとして、今まで行ってきたどんなトレーニングよりも効果があると感じました。 また、マシンに誘導されたり、コーチのアドバイスを受けて行ったりする動きが、世界のチャンピオンクラスの選手の動きに近いものが多く、海外の超一流選手の強さの秘密を知るきっかけともなり、トレーニングに於いて目指す方向が、見えてきました。 さらには、国際大会が行われるシーズンにピークを持っていくために、1年を通じたトレーニング・スケジュールを作成して取り組んでいく中で、競技特性や時期ごとのトレーニングの目的を理解して、最適なメニューを作って色々なアドバイスをして下さるトレーナーの皆様は、心の中で「ジャパン・サバット・クラブ専属トレーナー」と呼ぶほど、頼りにしている存在で、本当に日々感謝しております。 初動負荷トレーニング®に取り組んだ成果は、早くも次の世界選手権(2009年)で現れ、原がアジア人として始めての世界チャンピオンとなることができました。おかげさまで、歴代の世界チャンピオンの殆どが、フランス人かフランス在住の外国人であったなか、「アジアの小国」から生まれたチャンピオンは、フランスでも賞賛を受けることができました。

今後の目標

今年 (2015年) は、6月にフランスで行われる世界選手権で、原が三度目の世界チャンピオンになること、また、ワールドウィングでトレーニングに励んでいる他のメンバー達と共に更なる向上を求めていくことを目標に、日々トレーニングに取り組んでいきたいと思います。

主な経歴

窪田 隆一:JSC(ジャパン・サバットクラブ)代表
2005 Asian Pacific Savate Championship 第1 位
2010 challenge Internationaux de Paris BEST4
2014 7e Championnat du monde assaut -56kg 級 第5 位

原 万里子:2009年・2011年度 バンタム級世界チャンピオン
2005 1ere Championnat de monde assaut Universitaire -52kg 級 銅メダル / MVP
2005 Asian Pacific Savate Championship 第1 位
2008 challenge Internationaux de Paris 優勝
2009 Championnat du monde combat -52kg 級 世界チャンピオン / MVP
2010 challenge Internationaux de Paris 優勝
2011 Championnat du monde combat -52kg 級 世界チャンピオン / MVP
2014 7e Championnat du monde assaut -52kg 級 銅メダル